配管設計や流体システム設計では、圧損(圧力損失) の正確な見積もりが欠かせません。
特に 直管摩擦損失 や 急拡大・急縮小・曲管(エルボ/ベンド)・オリフィス・入口・出口 などの局所的な損失は、損失係数K値 を用いて計算します。
この記事では、当サイトで公開している 配管の圧損計算に役立つツール をまとめて紹介します。
目次
圧損計算ツール一覧
1. 直管摩擦損失の計算ツール
流体の種類、断面形状、配管長さ、流量や流速から摩擦損失を計算できます。
👉 直管摩擦損失の計算ツールはこちら
2. 急拡大・急縮小の圧損計算ツール
断面積の急変により発生する損失を自動計算。
- 上流/下流の形状(円形・長方形)に対応
- 流量・流速入力が可能
👉 急拡大・急縮小の圧損計算ツールはこちら
3. 曲管(エルボ・ベンド)の圧損計算ツール
曲がり角度や曲率半径から損失係数を算出します。
- エルボ/ベンドを選択可能
- 様々な角度の形状に対応
👉 曲管(エルボ・ベンド)の圧損計算ツールはこちら
4. オリフィスの圧損計算ツール
開口比や流速からオリフィスでの圧損を計算。
- 損失係数Kを自動計算
- 流体選択機能付き
👉 オリフィスの圧損計算ツールはこちら
5. 入口損失の計算ツール
配管入口の形状に応じたK値(入口損失係数)を計算。
- 角端、丸み付き、傾斜など様々な形状に対応
👉 入口圧損計算ツールはこちら
6. 出口損失の計算ツール
配管出口でのエネルギー損失を計算。
- 流体を選択すると密度を自動反映
- その他流体は任意入力可能
👉 出口圧損計算ツールはこちら
🔹 圧損計算式について
各ツールは以下の基本式に基づいて計算しています。
\(\Delta P = K \times \frac{1}{2} \rho v^2 \)
- ΔP:圧損(Pa)
- K:損失係数
- ρ:流体密度(kg/m³)
- v:代表流速(m/s)
🔹 まとめ
配管系統における部分的な損失を見積もることは、ポンプ動力計算や流体設計の精度向上に直結します。
本記事で紹介したツールを活用すれば、直管から特殊部位まで幅広い圧損をワンクリックで計算可能です。
- 直管摩擦損失から局所的な入口・出口・曲管・オリフィスまで幅広く対応
- 損失係数K値を自動判定
- 流体選択により密度を自動反映
当サイトのツールを使えば、配管圧損の計算を効率的かつ正確に行えます。
👉 実務や学習にぜひご活用ください。